名古屋から1時間以内で行ける! 春の小さな週末旅
新しい生活のリズムに、少しずつ慣れてきた頃。遠出するほどの時間はないけれど、いつもと違う景色を見に行きたくなります。そんなときにちょうどいいのが、名古屋から1時間で行ける小さな旅。地元グルメを堪能したり、動物とふれあったり、時には祭りの賑わいを体感してみたり。気軽に出かけられる距離のなかにも、きちんと心がほどける時間があります。週末、ほんの少しだけ遠くへ。名古屋から出かける、小さな旅を集めました。
※この記事の一部内容は放送当時の情報を基にしているため、情報・価格等は変更となっている可能性があります
岐阜・美濃|手漉き体験で伝統を体感!
五感で楽しむ“美濃和紙”の世界
古き良き町並みの先に見えるのは、緑豊かな山々と広い空。爽やかな風が通り抜ける春、岐阜・美濃市の“うだつの上がる町並み”にはゆるやかな時間が流れていました。
美濃和紙において、1300年の歴史を誇る岐阜県美濃市。江戸時代、この一帯には和紙を扱う問屋が軒を連ねていました。その歴史を受け継ぐように、この町には今も“紙の文化”が息づいています。
そんな町並みの中に佇むのが、『紙遊(しゆう)』。江戸時代創業の老舗・古川紙工の直営店です。もともとは紙の倉庫だった建物を活用し、2025年4月に新施設を兼ね備えてリニューアルしました。
美濃和紙の魅力を“見て、ふれて、味わう”スポットにパワーアップ。子どもから大人まで楽しめる、“紙と遊ぶ”面白さを取材しました。
レターセットやメモ帳、折り紙まで!
3,000点以上の“和紙アイテム”が大集結
和紙にまつわるさまざまなスポットが集結する『紙遊』。
敷地内では、美濃和紙製品や和雑貨を扱う「和紙の店」、ドリンクやランチを味わえる「WASHI CAFE」、美濃和紙を使用した体験を楽しめる「ワークショップ」、和紙手漉き体験・工房見学を行っている「手漉き和紙工房」を回遊することができます。
真っ白なのれんが目印となっているのが「和紙の店」。店内に入ると、まず目に飛び込んでくるのが、一面に広がる紙の世界!レターセット、メモ帳、ぽち袋、折り紙、シールなど、美濃和紙を使用したさまざま商品が所狭しと並びます。
『紙遊』ショップマネージャーの古川理恵さんによると、その点数は、もはや数え切れないほど!数年前は「約3,000点以上」と答えていたそうですが、同店では常に新しい商品を展開。絵柄違いなどを含めてカウントすると、年間200~300種類もの新作が生まれるため、3,000点以上の商品は間違いなく並んでいるといいます。
なかでも人気は、古川紙工のオリジナル商品「そえぶみ箋」シリーズ。動物や花、ご当地などをモチーフとしたデザインがポイントで、ちょっとした気持ちを添える手紙やメモとして使用することができます。
最近では、美濃市の観光スポットをモチーフとしたラインも登場!「小倉山と初日の出」、「花みこし」、「四神うだつ招き猫」など美濃ならではの風景がデザインされたアイテムは、“美濃みやげ”にもおすすめです。
また、罫線にプールやラジオ体操を彷彿させるデザインを施した「遊び箋」や多彩な絵柄の紙を詰め合わせた「チョキチョキペーパー」、ブックカバーと使いたくなるレターセット「読書びよりセット」など幅広い商品を販売。
折り紙は両面に色がついた、和紙ならではの仕様。折るほどに和紙の厚みや風合いを体感し、完成時にはその美しさと存在感が際立ちます。
加工された商品だけでなく、そのままの美濃和紙も販売。書道や絵画はもちろん、ちぎり絵や人形づくり、箱の装飾など使い方は人それぞれのようです。
さらに、人気キャラクターや作家、菓子メーカーとのコラボ商品も多数展開。“好き”を入り口に、美濃和紙の良さや商品を手に取れる工夫がされています。