ドラゴンズOBの矢野燿大さんと井上一樹監督がスペシャル対談 盤石なリリーフ陣について矢野さんが迫る

ドラゴンズOBの矢野燿大さんと井上一樹監督がスペシャル対談。高橋宏斗投手と金丸夢斗投手の同学年コンビや、盤石なリリーフ陣について矢野さんが迫りました。
井上一樹監督:
「投手力でここまで踏ん張ってきているのは、僕も認めている」
ベテラン、若手問わず日々奮闘を続けているドラゴンズ投手陣。
中でも矢野さんが特に注目しているのが、同学年の高橋宏斗と金丸夢斗の宏斗・夢斗コンビ。
ドラフト1位ルーキー・金丸夢斗は、ここまで5試合を投げ未だ勝ち星はありませんが、防御率は2点台。
好投を続けているだけに、プロ初勝利が待ち遠しいところです。
井上監督「金丸は勝利数を計算したいピッチャー」

矢野燿大さん:
「真っすぐはさらによくなると思うけど、落ち球がこんな感じだったかなって」
井上監督:
「スライダーを置きにいくとか、色々な課題はありますけど。目を見張るような球はある。来年、再来年には勝利数を計算したいピッチャー。ただ今のままでは簡単にはいかないと教え込まれている状況」
矢野さん:
「1勝すればね、ある程度トントン拍子でいくと思う」
井上監督:
「もう記念撮影せんぞって言ってますけど、まだかまだかってね。ただ打線の援護がないという、かわいそうな部分はあるけど。彼の野球人生の中で、『1勝目が遠かったんです』と笑い話になればいいかなと思っています」
高橋宏斗投手の課題とは…

矢野さん:
「高橋宏斗はどうですか」
井上監督:
「夢斗・宏斗の宏斗?」
矢野さん:
「ちょっと苦しんでいる感じですね。数字的にはすごく悪いかと言われると、そうでもないけど」
井上監督:
「やはり宏斗が投げる球の癖が知られてきているので、そこをどう打破するか」
矢野さん:
「本当にいい意味で、ジャンプする前の苦しい学びのタイミングなのかなと思う」
井上監督:
「伸びしろはまだまだある」
井上監督「柳にはものすごく期待していた」

矢野さん:
「柳裕也もそろそろ…」
井上監督:
「そうなんすよ、アイツなんすよ。性格含めて、柳にはものすごく期待していたので。あと1カ月後くらいには帰ってくると思います」
矢野さん:
「若手が出てくるのは、監督としてもうれしいけど。柳裕也や大野雄大には頑張ってもらわないと」
リリーフ陣がチームを牽引

そして今のドラゴンズの要と言えば、やはりリリーフ陣。
勝ちパターンの8回を任されている清水は、リーグ2位タイの20ホールド。
守護神の松山は12球団単独トップの27セーブと、まさに盤石です。
矢野さん:
「去年マルティネスが抜けたときに、『抑えピッチャーをどうするか』が一番の課題だったところが、清水も含めて頑張ってくれて解決している」
井上監督:
「春のキャンプで2人とも出遅れた感があって、キャンプのブルペン見ていた時も…大丈夫か!?と思ったけど。今はだいぶ落ち着いてきて、2人が引っ張ってくれていると思う」
「ファンにいい試合を見せてあげたい」

矢野さん:
「後半戦への意気込みを…」
井上監督:
「バンテリンドームはファンがすごくて。ファンにいい試合を見せてあげたい。試合に負けたとしても、『ええ試合やったなぁ~』と思われる試合を増やしていきたい」
矢野さん:
「井上監督は、二重が深くなったら疲れてるサイン。二重が三重になったら危ない。結果は気になると思いますけど、どらポジとして戦っていくドラゴンズを、楽しみに応援してもらえたら嬉しいなと思います」
井上監督:
「シメも完璧や!」
(6月26日6:00~放送メ~テレ『ドデスカ!』より)