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「他のゴミと混ぜて捨てるのが危険」火災の原因にもなり得るリチウムイオン電池 専門家が指摘する“3つの注意点”

04.16(水)21:17

リチウムイオン電池が関連する火災が各地で相次いでいます。事故に繋がらないようにするための、処理の方法をまとめました。
■各自治体で異なるリチウムイオン電池の回収法
リチウムイオン電池は、モバイルバッテリー、スマートフォン、パソコン、ハンディファン、電動アシスト自転車、過熱式たばこ、電動歯ブラシ、ワイヤレスイヤホンなどにも使われていて、どの家庭にも何か1つは必ずあるといえるほど生活に欠かせない存在です。

リチウムイオン電池は、名古屋市の場合、他の乾電池などとともに週1回、プラスチック資源の回収日に収集しています。 資源ごみの袋に入れてはいけません。透明のごみ袋に入れなければなりません。 また、充電ケーブルなどを指す差し込み口などをセロハンテープでふさぐ必要があります。

家電量販店などでは、回収ボックスを設置している店もあり、そこで捨てることもできます。 回収方法は、市町村によって対応が異なるため確認が必要です。
■専門家が指摘するリチウムイオン電池処理のための注意点
リチウムイオン電池の火災や処理に詳しい国立環境研究所の寺園上級主席研究員は、利用者が注意すべきことについて指摘しています。

1つは「正しい捨て方をすること」です。他のごみと混ぜて捨てるのは危険で、火事につながる可能性があります。 2つめは「粗悪品、安すぎる製品を買わないこと」です。購入時に、捨てる方法などが記載されたメーカーの製品を買うのが望ましいとしています。 3つめは、「分からない場合は自治体に確認を」としています。