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『睡眠時無呼吸症候群』が原因か 3年前に高速道路で大型バスが横転・炎上し9人が死傷した事故 国交省が発表

03.21(金)21:34

2022年8月、名古屋高速で大型バスが横転して炎上し9人が死傷した事故で、国交省は2025年3月21日、運転手の睡眠時無呼吸症候群が原因だったとみられると発表しました。 名古屋市北区の名古屋高速道路で2022年8月22日、愛知県小牧市に本社がある「あおい交通」の大型バスが分離帯にぶつかったはずみで横転して炎上し、運転手と乗客1人が死亡、7人がケガをしました。 国土交通省は2025年3月21日、この事故の原因について、死亡した運転手が睡眠時無呼吸症候群の影響で居眠り運転して事故に至った可能性が高いと発表しました。 また、運転手が事故の前に受けた適性診断で「睡眠時無呼吸症候群の恐れが非常に高い」と診断されていましたが、会社側が検査や治療を受けさせていないことも、事故の背景要因と指摘しました。