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名古屋高速のバス横転・炎上事故 運転手の「睡眠時無呼吸症候群」が原因か 国交省が調査報告書を公表

03.22(土)01:22
2022年に高速道路で大型バスが横転・炎上し、9人が死傷した事故について、運転手の「睡眠時無呼吸症候群」が原因だと推定する報告書が公表されました。
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2022年8月、あおい交通が運行する大型バスが、名古屋高速の豊山南出口付近で、分離帯に衝突して横転・炎上し、運転手と乗客1人が死亡、7人が重軽傷を負いました。
国土交通省が21日に公表した調査報告書では、死亡したバスの運転手が「睡眠時無呼吸症候群」によって意識レベルが低い状態で運転していたことが原因だと推定しています。
「睡眠時無呼吸症候群」は睡眠中に呼吸が繰り返し止まってしまう病気で、交通事故のリスクが2.4倍になるという研究結果もあります。
報告書では、会社側が病気を見逃し、検査や治療を受けさせなかったことも原因だと指摘していて再発防止策の徹底を求めています。