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爆発死亡事故の業績への影響は8.6億円 中央発條が発表、売り上げ減少や安全対策費など

04.24(木)17:08
自動車部品メーカーの中央発條は3月の爆発死亡事故の業績への影響が8.6億円にのぼる見通しだと発表しました。
3月6日、中央発條の藤岡工場で集じん機が爆発し、従業員1人が死亡する事故がありました。
中央発條は24日の決算会見で事故について、「たまった粉じんが何らかの原因で着火し粉塵爆発を起こした」と説明し、謝罪しました。
中央発條はおととしも爆発事故を起こしていて、小出健太社長は、「前回の事故後、異常があったら躊躇なく設備を止めることを徹底したが、行き届いていなかった」と反省点をあげました。
この事故による業績への影響は売り上げの減少や安全対策費用などで8.6億円を見込んでいます。