
東海初! Bリーグオールスター2027 名古屋「IGアリーナ」で開催決定 28年は神戸の新アリーナ

6月19日、Bリーグのメディアブリーフィングで「B.LEAGUE ALL-STAR GAME」2027年および2028年の開催地が、Bリーグ島田慎二チェアマンから発表された。27年は愛知県名古屋市に開業する「IGアリーナ」で、28年は兵庫県神戸市の新アリーナ「GLION ARENA KOBE(ジーライオンアリーナ神戸)」で行われる予定。東海地方で「B.LEAGUE ALL-STAR GAME」が開催されるのは初となる。

開催地決定においては、5クラブが応募。評価基準に基づく審査が行われ、27年、28年ともに1位が名古屋(名古屋ダイヤモンドドルフィンズ)、2位が神戸(神戸ストークス)となった。1位の名古屋は、7月に開業する新アリーナ「IGアリーナ」が1万5000人以上の収容人数を誇る世界基準のアリーナであることなどが選ばれた理由に。2位の神戸は新アリーナである「GLION ARENA KOBE」を中心とした地域創生のほか、「復興から“創造”へ」をコンセプトとした関連イベントの具体性などが理由の1つだ。
Bリーグのトップスター選手が揃う夢の祭典
Bリーグが開催する「B.LEAGUE ALL-STAR GAME」は、年に1回開催される、Bリーグのトップスター選手が集まる祭典。コンセプトは「革新的なスポーツエンタテインメント」、「バスケと街の夢の共演」。バスケットボールの楽しさを通じて、地域、そして日本を元気にすることを目的としている。
2026年1月には、長崎県のHAPPINESS ARENA(ハピネスアリーナ)での開催が決定しており、1月16日から18日の3日間にわたり行われる。
地上5階建ての「IGアリーナ」

名古屋市中区の愛知県体育館に代わる「IGアリーナ」は、地上5階建て。天井が30メートルと高く、アリーナの中央には8面の大型ビジョンが設置されている。2階には2つのバーが併設。「プレミアムラウンジ」があり、試合やライブを見ながら、酒や食事が楽しめる。また名城公園との調和を意識した外観デザインは、建築家の隈研吾さんが手掛けた。