新着
創業95年の老舗うなぎ店「価格は条約に関係なく上がっていく…」“ワシントン条約” うなぎの輸出入の規制はどうなる?

11.17(月)18:21
野生動物の国際的な取引を規制する「ワシントン条約」。11月24日から締約国会議が始まりますが、輸出入に規制がかかるか注目されているのが「うなぎ」です。
【写真を見る】創業95年の老舗うなぎ店「価格は条約に関係なく上がっていく…」“ワシントン条約” うなぎの輸出入の規制はどうなる?
名古屋市東区にある創業95年「うなぎの西本」に伺いました。
名物「ひつまぶし」は、「鰹だし」と「アゴだし」をブレンドした、あんかけでも楽しめ、多いときには1日300食出るといいます。
(田中希宣記者)
「すごく身が香ばしいです。これだけ美味しいひつまぶしですが、今後さらに貴重になる可能性があるということでしょうか」
(うなぎの西本3代目 石田浩一さん)
「そればっかりはワシントン条約次第…」
「うなぎ自体の価格は条約に関係なく上がっていく」
この「ひつまぶし」は、2012年に提供するようになったメニュー。しかし物価高を背景に現在、当初より1500円値上げして4400円。約1.5倍になってしまいました。店を訪れていた人は…
(客)
「味が濃くてカリっとしていておいしい」
「できれば高くならないでほしい」
来週スタートするワシントン条約の締約国会議では、184のメンバーの3分の2の賛成によって輸入規制が行われることになりますが…
(うなぎの西本3代目 石田浩一さん)
「うなぎ自体の価格は、ワシントン条約に関係なく上がっていくと思う。物価高騰、人件費の高騰…お客さんには申し訳ないけど、値上げさせてもらわなければいけない」
物価高が続く中で輸入規制は果たして。この名物「ひつまぶし」が高嶺の花になってしまうのでしょうか?





