「平和の大切さを語り継ぐ責務」戦後80年、戦没者を追悼する式典が開かれる 愛知県田原市

04.11(金)16:50
今年で戦後80年です。愛知県田原市で戦没者を追悼する式典が開かれました。
田原市では明治以降、2227人が戦争で犠牲になりました。
市では毎年この時期に追悼式を行っていて11日市総合体育館には遺族ら約200人が集まりました。
全員で黙とうをささげた後式辞で山下政良市長は「私たちは次の世代へ平和の大切さを語り継ぐ責務がある」と平和への誓いを語りました。
また、式の後には終戦の前日、市内の渥美線で列車がアメリカ軍の戦闘機の銃撃を受け、中学生など15人が亡くなったことを伝える紙芝居が披露されました。
「戦争を知っている方が少なくなってきています。今の人たちにぜひとも伝えていきたい」(紙芝居を行った「前日の会」山田政俊さん)