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コメの全国平均販売価格2週連続値下がりの5キロあたり4211円 備蓄米の販売低下で価格大きく下がらず

10.09(木)14:57
農林水産省によると、全国のスーパーマーケットで9月22日からの1週間に販売されたコメの平均価格は、5キログラムあたり4211円。前の週に比べて35円値下がりしているものの、2024年の同時期と比べると1000円ほど高い状況です。
名古屋市中区・大須にある生鮮食品館「サノヤ」の百武勇希さんに、コメと卵の価格について話を聞きました。

●全国のスーパーでのコメ平均販売価格
5キログラム 4211円(前週比-35円 2024年同期比+963円)
サノヤ 百武勇希さん:
「9月末ごろから10月の初めに、新米の販売が本格的にスタートしました。全国平均は2週連続で下がっていますが、随意契約による備蓄米の販売が低下しているため、価格が下がっていない状況です」

●サノヤ 新米 銘柄米5キログラム
店頭価格4100円~4500円程度(仕入れ価格 去年比 約+1000円)
――サノヤの新米の価格はいかがでしょうか。
サノヤ 百武さん:
「サノヤでは販売価格は変わらず、2024年の新米が出荷された時期よりも1000円ほど価格が高い、4100円から4500円程度です。業者さんによると、新米の収穫量は徐々に増えているとのことでした。とはいえ需要は高いままなので、しばらくは今の高値が続きそうです」

●卵 M1パック
店頭価格300円(仕入れ価格 先々週日±0円)
――コメに加えて、卵も高値が続いていますね。
サノヤ 百武さん:
「暑さがやわらぎ、お月見需要も落ち着いてきました。しかし今は鳥の入れ替えの時期で出荷が増えず、卵が足りていません。例年、年末にかけて需要が高まる傾向にあるので、価格も徐々に上がるのではないかと業者さんも心配しています」
(2025年10月8日放送「5時スタ」より)