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トヨタの「ウーブンシティ」に潜入 巨大な地下空間は物流専用だった 真っ白な自動販売機も登場

11.18(火)18:57
トヨタ自動車が静岡県裾野市で実証実験を進めている都市「ウーブンシティ」にテレビ愛知のカメラが入りました。巨大地下空間の秘密とは。
記者リポ:
「ウーブンシティに来ました。街を見ますと、私有地ながらも信号が設置されていて、街全体が実験都市になっています」
2025年9月に実証が始まった「ウーブンシティ」。街全体が「テストコース」と位置づけられていて、モビリティに関わる様々な実験が行われています。トヨタ自動車が開発した自律走行ロボット。このロボットは、自動運転をするほか、アクセルなどの操作情報を後ろの車に送ることができます。
トヨタ自動車東富士研究所 畑建正さん:
「こういうロボットを例えば人がいるところで動かすことが、非常に難しいんです。こういうウーブンシティのような環境があるので、自動運転のサービスを思い切って実施できる」

続いて、カメラが潜入したのは地下施設です。
記者リポ:
「ウーブンシティの地下に来ました。こちら居住者は立ち入れない物流専用の地下通路になっています。」
地下の巨大な空間は、物流専用の通路でした。将来的には、ロボットによる荷物の搬送が行われる予定です。異業種も実験に参加しています。こちらは、ダイドードリンコが開発した自動販売機。商品や価格の表示はなく、スマホで2次元コードを読み取ることで、飲み物を購入できます。街に自販機を置いても景観を損なわないデザインが特徴です。
ダイドードリンコ 古門義浩さん:
「どんどん新しいものを取り入れるということを許容できるこの街ならではのテストができる」





