兵庫県産の「サバ」 サイズが大きく脂がのり今が旬 漁獲量安定で仕入れ価格は1匹200円値下がり

名古屋市中区大須にある「魚安商店」の田中祥行さんに魚の価格について話を聞きました。

●サバ 1匹(兵庫県産)
店頭価格1800円(仕入れ価格 前週比-200円)
――サバは200円、価格が下がりましたね。
魚安商店 田中祥行さん:
「旬の時期なので、漁獲量が増えました。産地やサイズの差があり、価格が下がっています。漁獲量も順調に増えていて、天候が安定すればどんどん増えてくると思います」
サバの旬は秋~冬にかけてが「秋サバ」「寒サバ」と呼ばれ、産卵を終えて再び餌をたくさん食べて脂肪を蓄えるため、脂がのって最もおいしい時期といわれています。

●キンメダイ 100グラム(千葉県産)
店頭価格530円(仕入れ価格-170円)
――キンメダイは前週、千葉の海で獲れたものが初入荷でした。今週は100グラムあたり170円、価格が下がりましたね。
魚安商店 田中さん:
「各地でたくさん獲れるようになり、少し価格が落ち着きました」
キンメダイは年間を通して水揚げされますが、年に2回、旬を迎えます。一般的に12月ごろ~2月ごろの冬と、5月ごろ~7月ごろの産卵前のシーズンです。どちらも脂ののりが良く、おいしく食べられます。産卵を終えて体力が戻った冬は、初夏よりも脂が蓄えられていておいしいといわれています。

●サワラ 100グラム(三重県産)
店頭価格700円(仕入れ価格 前週比-50円)
――サワラの価格も下がっていますね。
魚安商店 田中さん:
「サワラはこれからさらに脂がのっておいしくなります。漁も徐々に増えていくと思いますよ」
一般的なサワラの旬は、関西では春の3月~5月、関東では冬の12月~2月の「寒ザワラ」が脂がのっておいしい時期とされています。
(2025年11月17日放送「5時スタ」より)





