カンボジア・ポイペトで特殊詐欺に関与したとみられる日本人29人　愛知県警は詐欺の疑いで逮捕状請求へ

カンボジア北西部にあるポイペトで特殊詐欺に関与したとみられる日本人29人が現地当局に拘束された事件で、愛知県警は近く、詐欺の疑いで29人全員の逮捕状を請求する方針であることが分かりました。

捜査関係者によりますと、日本人29人は2025年5月下旬ごろ、カンボジアのポイペトを犯罪拠点とし、日本に住む人に警察官らをかたって、うその電話をかけ、現金をだまし取った疑いがもたれています。29人はいずれもうその電話をかける「かけ子」役だったとみられています。

警察は8月下旬にもチャーター機を使って、29人をカンボジアから日本に移送する予定です。