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40代女性が約8400万円の暗号資産をだまし取られる被害…三重県松阪市 警察は特殊詐欺事件として捜査

10.30(木)23:17
電話会社の職員や警察官を名乗る人物からの電話をきっかけに三重県松阪市の40代の女性がおよそ8400万円相当の暗号資産をだましとられました。

警察によりますと、今年9月、松阪市に住む40代女性の自宅の固定電話に電話会社の職員を名乗る男から「大阪であなたの名前で契約された携帯電話の料金が未納となっています」などと連絡がありました。
女性が心当たりがないと返答すると、不正な契約なので、警察に被害届を出すように言われ、そのまま大阪府警を名乗る場所に電話を転送されたといいます。
その後、警察官を名乗る男から、ビデオ通話で警察手帳のようなものを見せられ、「事件で銀行の元支店長を捕まえました。あなたはこの事件に関わった共犯者になる」と言われたうえ、さらに、別の警察官を名乗る男から、身の潔白を証明するための調査として、現金を暗号資産に交換して指定先に送るよう言われました。
女性は、指示されるまま、暗号資産取引所のアプリをインストールするなどして、9月26日から10月9日までの間に、36回にわたって計約8400万円相当の暗号資産を送ったということです。
金融機関から警察に連絡があり、女性に話を聞いたことから被害が発覚しました。
警察は、特殊詐欺事件として捜査を進めています。





