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“縁結びの行事”とも呼ばれる「三寺まいり」 幻想的な優しい光に彩られ… 200年以上の歴史 岐阜・飛騨市
01.16(木)12:08
岐阜県飛騨市で伝統の「三寺(さんてら)まいり」が行われ、川沿いにろうそくが並ぶ美しい光景が広がりました。
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「三寺まいり」は、飛騨市古川町に200年以上続くならわしで、毎年1月15日の夜に、親鸞聖人を偲び、町内3つの寺を巡ります。
明治・大正の時代には、出稼ぎに行っていた長野県の製糸工場から女性たちが帰省し、着飾って参拝して男女の出会いが生まれたことから、縁結びの「三寺まいり」とも呼ばれるようになりました。
瀬戸川沿いでは灯籠流しも行われ、華やかな着物姿の女性たちが、ろうそくに火を灯し、静かに手を合わせていました。
「三寺まいり」の15日は、町中が優しい光で幻想的に彩られ、去年より3000人ほど多い8000人の観光客が訪れたということです。