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「国民に利用されやすく信頼される裁判所に」名古屋高裁の新長官に着任した渡部勇次氏が意気込み
01.16(木)16:45
名古屋高等裁判所の新しい長官に着任した渡部勇次氏が、1月16日、着任会見を開きました。渡部勇次長官は福島県会津若松市出身の63歳。京都大学法学部を卒業後、東京高等裁判所の部総括判事や東京地方裁判所長などを歴任し、1月14日、名古屋高等裁判所の長官に着任しました。
会見で渡部新長官は、「1つ1つの裁判に誠実に取り組み、国民に利用されやすく、信頼される裁判所になるよう努めていきたい」と意気込みました。
また2024年元日に発生した能登半島地震から1年が経過したことを受け、「訴訟をはじめ、震災関連の手続きや相談などが今後増えていくと考えられる。被災者の皆さまの事情を理解し、裁判所として迅速に対応したい」と話しました。