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【シーズン終盤戦】どう戦うか&タイトル争いの行方をドラゴンズ元監督・森繁和さんが徹底解説

テレビ愛知
09.18(木)14:57

9月も半ばを過ぎて、プロ野球のペナントレースも終盤です。ドラゴンズは、クライマックスシリーズへの可能性を残しながら、上位との差が開いてしまっている状況です。今回もドラゴンズ元監督の森繁和さんが解説します。(※試合成績やタイトル争いなどの情報は、9月15日時点のものです)

セ・リーグ順位表

セ・リーグ順位表

9月15日時点でドラゴンズは5位。3位巨人とのゲーム差は6.5。一時は3位に対して0.5ゲーム差につけていたのですが、敗戦が続きました。

――8月の終わりの時点で、ベイスターズが3位。中日ドラゴンズは0.5ゲーム差まで迫ったタイミングがあったんですよね。

「8月の後半3ゲームは勝ち越してきていたので、9月は面白いなと思っていたんですけどね。藤浪(晋太郎)選手のゲーム(8月31日 DeNA戦)がちょっと惜しかったなって」

9月の中日ドラゴンズの試合成績

9月成績

――9月はホームでもビジターでも負け越してしまいました。どのような要因が挙げられますか。

「勢いに乗っていきたかったところを頭(初戦を)取られて、阪神に1勝2敗。そしてジャイアンツにも1勝2敗。ここ上位のチームですよね。そこに勢いをつけて、下のビジターのヤクルトや広島のカードにも連勝を重ねて勝ち越しを狙ったんですが、うまくいかなかったのでこのゲーム差になりましたね」

――投手陣、野手陣、どちらの調子で9月は負け越していると分析されますか。

「1番難しい点がそこなんです。先発ピッチャーでもあり、リリーフピッチャーでも当然あるんですよね。先発ピッチャーが長いイニングを投げてくれて、リリーフ陣を休ませながらっていうのは、どこのチームも同じことなんですよ。

でも、いま打線が良くなってきて、打って点を取っているじゃないですか。そのときにピッチャーが一緒になって打たれているので、もう1度、先発ピッチャーの仕事やリリーフ陣の仕事、バッターが点を通るための仕事をして1つ1つ、勝っていくしかないですから」

2008年は終盤に7連勝

2008年は終盤に7連勝

各選手の疲労がピークに達している最終のシーズンですが、2008年の中日ドラゴンズの戦いぶりを紐解きます。このシーズンは、9月24日から7連勝し、3位でクライマックスシリーズに進みました。

「これは“まだあるよ”って言いたいんですよ(笑)。本当に連勝していかない限り、もうないと思いますから。まず一気に3勝はできないんで、1つずつ取って。ホームから連勝、全部勝つつもりで1つずつ勝っていきましょう」

――ちなみに連勝できた要因は?

「先ピッチャーが自分の役割として6イニング7イニングを投げて次につなぐために点を取ってくれる、そうした良いパターンが続きました。

1人でも崩れるとそれができないので、みんなの力で行くしかないです。本当に踏ん張りどころを迎えていますね」

タイトル争いにも注目

最多安打 ※9月15日時点

――終盤に楽しみなのが、タイトル争いです。現時点での最多安打は広島カープの小園海斗選手。岡林勇希選手とは3安打差ですね。

「まだまだありますよ。岡林くんが3本打ちましたから、ノーヒットのときに2本・3本が一気に縮みますから、減ることはありませんからね。ノーヒットのないゲームをつくってくれれば、チャンスはいくらでもあると思います」

盗塁王を争う上林誠知選手

最多盗塁 ※9月15日時点

――さらに最多盗塁にも注目ですね。1位の近本光司選手が30盗塁、上林誠知選手が27盗塁です。これも3つ差がありますが、森さんはどのように見ていますか。

「これもチャンスはあります。阪神の近本くんが優勝決めました。ゲームにずっと出るか分かりませんが、デッドボールが当たったり、故障したりして、スタメンが少なくなってきています。いくらでもチャンスはありそうです」

上林誠知選手

――上林選手は試合に出れば盗塁を決める、という時期もありましたが、最近はなかなかヒットが出ないなど心配ですが、いかがでしょうか。

「フォアボールでも良いんです。出れば走れる。そしたら、後ろにつないでクリーンナップに返してもらう。良い方向に考えましょう」

投手タイトル争い

――野手以外にも、投手も素晴らしいですね。松山晋也投手は1カ月以上の離脱があったにもかかわらず、現在は最多セーブ投手争いをしています。ライデル・マルティネス投手と同じ、41セーブをあげていますね。

「さすがですね。中日の場合は、勝ちゲームにはほとんど投げています。マルティネスの場合はそうではなく、点差が離れていて投げることができないときもありますが、勝つゲームには両方とも行くつもりですけども、点差が離れない条件は少ないほうは中日ですから」

――勝つことを大前提にして、岡林選手がヒットを打ったり、上林選手が盗塁を成功させれば可能性は上がる。そして松山選手が出てくるのはセーブシチュエーションになる、と。

「それが続かないと連勝できませんからね。可能性がある限り、我々も頑張りましょう」

(2025年9月17日放送「5時スタ」より)

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