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新名神で逆走車が事故を起こし逃走中 遭遇した運転手が恐怖語る 三重・亀山市

05.19(月)16:15
三重県亀山市の新名神高速を走っていた車のドライブレコーダーの映像。前方からやってきたのは逆走車です。この逆走車をよけようとした車など合わせて6台が事故に巻き込まれました。事故から一夜明け、逆走のルートなど、当時の状況がわかってきました。

18日、三重県亀山市高速道路で撮影されたドライブレコーダーの映像。
前を走っていたトラックが左車線に入った直後、正面から車のライトが。
次の瞬間!なんと、来るはずのない前から青の乗用車が「逆走」。そのまま走り去っていきました。

遭遇した運転手は慌てて車線変更をし、間一髪で衝突を回避しましたが…。
逆走車と遭遇した運転手:
「前を走っていたトラックが急ハンドルのような形で車線変更をされた後に、急にヘッドランプに照らされて。一瞬止まっているのかなと思ったが、幸い車間が広かったのもあって、逆走車に気づいて。車線変更するというのは冷静にできたとは思っている。まさか自分が逆走車に遭遇するとは思っていなかったので」
この運転手によると、その後、トンネルを出たところで、渋滞ができており、事故車などを目撃したということです。

警察によりますと、午前11時ごろ、三重県亀山市新名神高速道路の下りの鈴鹿トンネル付近で、逆走車を見つけ停止した乗用車に、大型トラックなどが追突する計4台が絡む事故がありました。
4人が病院に搬送されましたがいずれも軽傷だということです。
逆走した青の乗用車は、別の乗用車2台に接触、そのまま走り去っていて、警察は、当て逃げなどの疑いでこの車の行方を追っています。
この影響で、新名神高速道路下りは三重県の一部で約3時間にわたって通行止めになりました。