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町議会がカスハラ行為で400万円の損害賠償求め住人提訴へ 結婚した職員に「なぜやめないんだ」暴言など 今年4月以降800件以上 愛知・美浜町

11.11(火)15:12
愛知県美浜町議会は11日、町職員が理不尽な要求や暴言などのカスタマーハラスメントを受けたとして、住人の男性に対し、400万円の損害賠償などを求める訴えを起こす議案を可決しました。
美浜町によりますと、60代の男性は、5年ほど前から複数の職員に対し、町に関係ないトラブルの解決を要求したり、結婚した職員に対し、「なぜやめないんだ」と暴言を吐いたりと、カスハラ行為を行ったということです。
こうした事態をうけ、町は男性に対して、カスハラ行為をやめることと、職員が男性に対応した時間分の給与などに相当する400万円の支払いを求めて提訴する議案と、この裁判にかかる費用160万円を盛り込んだ補正予算案を町議会に提出しました。
これらはいずれも11日開かれた町議会で全会一致で可決されました。
町によると、男性によるカスハラ行為はほぼすべての部署で確認され、今年4月から先週までの間だけでも、電話や文書などで800件以上に上っているということです。





