
新着
不倫相手から「家族を殺す」と言われて殺害し雑木林に遺棄 32歳男に懲役16年の判決「短絡的に殺害し身勝手」

04.25(金)17:42

同僚の女性を殺害し、遺体を三重県四日市市の雑木林に遺棄した罪に問われているフィリピン国籍の男の裁判で、津地裁は4月25日、懲役16年の判決を言い渡しました。 フィリピン国籍のジュニ・ジェルビン・ベルナデス被告(32)は2023年7月、勤務先の同僚だった中国籍の趙霞さん(チョウ・カ 当時36)の首を両手で締めつけて殺害し、遺体を四日市市の雑木林に遺棄した罪に問われていました。 これまでの裁判でジュニ被告は起訴内容を認め、検察側は「不倫関係だった被害者に別れ話をしたところ、『家族を殺す』と言われ首を絞めて殺害した」として、懲役17年を求刑していました。 25日の判決で、津地裁は「被害者に対し『一緒に住む家を購入する』など結婚の意志を伝えていた」と指摘した上で、「被告の思わせぶりな言動が脅迫的な発言を導き、話し合いもせず、短絡的に殺害したのは身勝手」として、懲役16年の判決を言い渡しました。