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関西囲碁将棋記者クラブ賞 将棋部門で藤井七冠を選出 5年連続5回目「課題見つかった1年 ただ改善の余地も多く」

06.20(金)22:10

大阪府高槻市にある関西将棋会館で2025年6月19日、「第33回関西囲碁将棋記者クラブ賞」の表彰がありました。将棋では藤井聡太七冠が5年連続の受賞となりました。 将棋部門で選ばれたのは、愛知県瀬戸市出身の藤井聡太七冠(22)で5年連続5回目です。 囲碁部門では、井山裕太二冠(36)が5年連続17回目の受賞となり、特別賞には将棋の福間香奈女流六冠(33)が選ばれました。 藤井七冠は2024年度、8冠独占から叡王のタイトルを失いましたが、他の保持するタイトルを全て防衛する活躍を見せました。 藤井聡太七冠: 「昨年度は叡王戦で失冠もあったし、課題が見つかった1年だった。ただ改善の余地も多く見つかったので、それに向き合って皆様により面白い将棋をお見せできるように取り組んでいきたい。棋士になって9年目になって、もうそんなに経ったのだなと、上を目指すシンプルな気持ちを持って井山先生のように長く活躍できるようにしたい」 関西囲碁将棋記者クラブ賞は、将棋は2024年度、囲碁は2024年の成績を対象に、関西の囲碁将棋担当記者による投票で選ばれます。