中学校の女子生徒に暴力やSNSのグループで誹謗中傷　教育委員会がいじめ重大事態として認定　愛知･江南市

愛知県江南市の女子生徒が、いじめを受け市の教育委員会が重大事態として認定していたことが分かりました。

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江南市教育委員会によりますと、市立中学校に通う3年生の女子生徒が1～2年生の時に他の生徒から暴力を受け、あごを脱臼したりSNSのグループで誹謗中傷を受けたりするなどして、3年生のときには体調が悪くなることがあったということです。

女子生徒の保護者は1年生の時から学校や市に、第三者委員会による調査を求めていましたが行われませんでした。

市の教育委員会は去年10月、いじめ重大事態として認定し、11月から学校主体での調査を行いましたが、その中で女子生徒への聞き取りをしないまま、ことし2月に保護者に報告しました。

保護者は第三者委員会による再調査を求め、ことし3月に、所見書を市長宛に提出しましたが、きょう時点で回答はないということです。