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教員のパソコンが不正アクセスを受ける 学生の氏名や成績など1626人分の名簿が漏えいした可能性 名古屋大学

06.18(水)16:16
名古屋大学によりますと、今年4月、教員がパソコンでウェブサイトを閲覧中、突然、大音量の警告音が鳴り、画面上に「ウイルスを検出した」と警告が表示されました。
教員は表示された「サポート窓口」に電話し、「アンチウイルスソフト」をインストールする指示に従って操作したところ、第三者に遠隔操作されたということです。
さらに、金銭を要求されたため、ネットワークを遮断し、大学に報告しました。
パソコンには大学の学生や付属学校の生徒1626人分の氏名や成績、メールアドレスなどが保存されていて、漏えいした可能性がありますが、今のところ、個人情報の不正利用は確認されていないということです。
教員は「警告音が大音量で鳴ってパニックになり、なんとかしなければいけないと、電話してしまった」と話しているということです。
大学は、情報セキュリティ研修の充実を図り、再発防止に努めるとしています。