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トヨタ2026年3月期業績予測は増収減益も「先見通すのは難しい」トランプ関税で1800億円減益見込む

05.08(木)18:57
トヨタ自動車が発表した2026年3月期の業績予想は、トランプ関税や円高の影響で大幅な減益を見込んでいます。

5月8日の決算会見で、トヨタ自動車は2026年3月期の業績予想について、前の期と比べて売上高は1.0%増の48兆5000億円、営業利益は20.8%減の3兆8000億円としました。トランプ関税による影響は、4月と5月のみを暫定的に織り込み、1800億円の減益としています。
トヨタ自動車 佐藤恒治社長:
「非常に先を見通すのは現段階で難しいと思います。一方で、足もとすでに発動されている分があるので、その部分はまずは今期の見通しに含めた」
対策については…
佐藤社長:
「短期的には、仕向けの調整をしながら対応していくことも考えていくべきだろうと思いますし、中長期的には現地の客に適した商品を現地で開発して、現地で生産していく体制をしっかりとっていく」
一方、トヨタ自動車の2025年3月期の連結決算は、前の期と比べて増収減益でした。