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水没被害の三重・四日市市地下駐車場 当日の対応や防災計画が不十分 “自動止水板”の設置など提言 復旧検討委員会が中間報告とりまとめ

11.15(土)07:57
記録的な大雨で多くの車が水没する被害があった三重県四日市市の地下駐車場について、復旧検討委員会が、当日の対応や防災計画が十分ではなかったとする中間報告をとりまとめました。
四日市市の地下駐車場、「くすの木パーキング」では、2025年9月の記録的な大雨で274台の車が水没し、復旧のめどは立っていません。
11月14日、施設の復旧や今後の対策について話し合う委員会が、中間報告をとりまとめました。
中間報告では、当日の体制では10か所以上ある出入り口の「止水板」を設置するのが困難だったことや、これまでの防災計画には、急な大雨への対応が規定されていないことなどを課題として指摘しました。
また、今後の対策として、出入り口のかさ上げや止水板の自動化などの浸水対策をとることや、災害の特性に応じた防災計画を作成することなどを示しています。
委員会は、年内にも浸水対策の強化や防災計画の見直し方針などを盛り込んだ最終報告をとりまとめる予定です。





