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東海3県の2025年産コメの収穫量 価格高騰の影響で7年ぶりに増加の見通し

10.11(土)00:24
コメの価格高騰などの影響で、東海3県の2025年産のコメの収穫量は7年ぶりに増える見通しです。
東海農政局は、東海3県の2025年産の主食用のコメの予想収穫量が35万4000トンで、前年産と比べて2万6400トン増える見通しだと発表しました。
2018年以降、収穫量は減り続けていましたが、7年ぶりに増加に転じる見込みです。
県別の予想収穫量は、愛知県がおよそ12.5万トン、岐阜県がおよそ10.1万トン、三重県がおよそ12.8万トンで、いずれも増えています。
コメの価格が高騰した影響で、備蓄米や加工用米などの作付面積が主食用のコメに転換したことや、天候による大きな被害がなかったことが増加の主な要因とみられています。
「コメの値段が非常に高くなっているので、コメの値段も落ち着いていただくといいかなと感じております」(東海農政局生産振興課・矢田敏秀課長補佐)