風鈴6000個と和傘400本で鮮やかに“涼しさ”演出 シュールなスポット「関ケ原ウォーランド」

関ヶ原の戦いをテーマにしたテーマパーク「関ケ原ウォーランド」では9月28日(日)まで、「風鈴まつり・和傘物語2025」が開催されています。園内には非常に勇ましい武将の像が飾られていて、トンネルのようなアーチには、約6000個の風鈴があしらわれています。現場に上釜美憂アナウンサーが駆け付けました。

約6000個の風鈴だけでなく、アーチの横側には赤色や青色などの鮮やかな和傘も見ることができます。どこかお祭りを感じさせるような、華やかな光景です。
なぜ、このテーマパークで「風鈴まつり・和傘物語」が行われているのか。レスト関ケ原の主任補佐である森本祐悟さんに話を聞きました。

――なぜこのイベントを行われているのでしょうか。
レスト関ケ原 森本祐悟主任補佐:
「関ケ原は、皆さまがご存知の通り、天下分け目の関ヶ原の合戦があった都市でもあります。多くの武士が亡くなった場所でもあるので、6000個の風鈴の涼やかな音色で厄を落として、400本もある和傘で福を呼び寄せてもらい、全国の皆さまに福を分け与えようと考えて開催に至りました」
過去に大きな争いがあったからこそ、平和や幸せへの祈りを込めたイベントを行っているそうです。
――イベントと同時にこちらで撮った写真で応募できるフォトコンテストがあるそうですね。
森本主任補佐:
「フォトコンテストでグランプリをとると、関ケ原ウォーランドのすぐ向かいにある、『Sekigahara花伊吹』でも提供している近江牛が当たります」

施設の中には、フォトコンテストにぴったりの大きな風鈴が飾られている場所があります。
――これはどのような風鈴なのでしょうか。
森本主任補佐:
「信楽焼でできた風鈴です。滋賀県甲賀市の信楽の地で明治から100年以上続いている『奥田忠左衛門窯』で、6代目に作っていただいた世界で1つのみのオリジナルの風鈴です」

ここでしか見られない大きな風鈴と、その後ろに鮮やかな和傘があるとのことで、甲冑姿に着替えた上釜美憂アナウンサーもフォトコンテストに挑戦しました。
「風鈴まつり・和傘物語2025」は9月28日(日)まで開催されています。
(2025年7月4日放送「5時スタ」より)