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岐阜・陸上自衛隊射撃場 3人死傷事件 証拠の整理に向け公判前整理手続き

08.21(木)17:44
2023年、岐阜市の陸上自衛隊の射撃場で自衛隊員3人が死傷した事件で、強盗殺人などの罪に問われた元自衛官候補生の裁判の公判前整理手続きが21日に行われました。
当時18歳だった元自衛官候補生・渡辺直杜被告(20)は、2023年6月、岐阜市にある陸上自衛隊の日野基本射撃場で、訓練中に自動小銃を発射し、隊員2人を殺害し、1人に重傷を負わせたとして強盗殺人などの罪に問われています。
岐阜地裁によりますと、裁判で調べる証拠を整理する公判前整理手続きの1回目が21日午前10時から1時間ほど行われ、渡辺被告も同席したということです。
関係者によりますと、弁護側の求めにより、渡辺被告については今後、刑事責任能力の有無などを調べる精神鑑定が行われる予定で、初公判の日程はまだ決まっていません。