全国初の制裁措置付きカスハラ防止条例施行　悪質なカスハラ繰り返した場合氏名の公表も　市が事業者向けに説明会開催　三重・桑名市

全国初となる制裁措置付きのカスタマーハラスメント防止条例が施行された三重県桑名市で、事業者を対象にした説明会が開かれました。

桑名商工会議所で2日に開かれたカスハラ対策セミナーには、市内の観光施設や飲食店などの担当者約20人が参加しました。

桑名市で1日施行されたカスハラ防止条例は、悪質なカスハラ行為を繰り返した場合、氏名などを公表する制裁措置が規定されていて、現在、市は公表までの手順などを解説するガイドラインを制作しています。

2日は、その一部が紹介され、事例を示しながら、客が要求する内容と態度がカスハラ認定の基準になることが説明されました。

市は、今月中にもガイドラインを完成させ、条例の周知に努めるとしています。