名古屋の小学校教諭“盗撮”　｢児童に人気で親も信頼｣ 動揺広がる　“盗撮教諭”１年前から共有か　

名古屋の小学校教諭が、盗撮した女子児童の画像をＳＮＳで共有したとされる事件。逮捕された教諭の男は、児童からも人気で保護者からも信頼されていたといいます。

26日朝、送検された、名古屋市の小学校教諭、森山勇二容疑者（42）と、横浜市の小学校教諭、小瀬村史也容疑者（37）。

女子児童の下着を盗撮し、SNSのグループで共有した疑いがもたれています。調べに対し、2人は容疑を認めています。

グループには、小学校の教員ら、約10人が参加していたとみられ、学校内で盗撮された画像など、約70点が共有されていたということですが、一体いつから行われていたのか…。

捜査関係者によりますと、去年9月時点のやりとりが確認されていて、少なくとも、「1年近く前」から続いていたことが分かりました。

グループの管理者とみられる森山容疑者。

2009年4月に、名古屋市の教諭として採用されその後、2つの小学校を経て、おととし4月から現在の小学校に勤務しています。そして今年4月、校長らを補佐する立場の「主幹教諭」に。

この頃には、すでにグループ内で盗撮した画像を共有していたとみられています。

森山容疑者を知る人は…。

以前同じ学校で勤務 男性：「子どものことを一緒に考えてくれる先生。保護者にも信頼されていて子どもにも人気でした」

森山容疑者が勤務する小学校の保護者：「優しい先生でした。子どもたちもショックを受けています」

逮捕された2人の小学校では、26日、保護者に向けて事件についての説明会が行われる予定です。