三重県尾鷲市で、南海トラフ地震を想定した大規模な防災訓練が行われました。
訓練は熊野灘を震源とする最大震度7の地震が起き、道路の寸断や孤立した地区が多数発生したことを想定して行われました。
消防や警察、自衛隊など16の機関からおよそ200人が参加しました。
倒壊した家屋や、土砂に埋もれた車に取り残された人を救助する訓練では、警察や消防、自衛隊がチェーンソーなどを使って、救助活動を行いました。
3月に発表された南海トラフ地震の被害想定では、尾鷲市は高さ1mの津波が最短3分で到達するとされています。