新着
名古屋市でインフル患者報告数が過去最多 新たな変異株など感染症の発生を想定した訓練で手順確認
01.10(金)16:04
名古屋市では、2024年12月29日までに医療機関から報告されたインフルエンザの患者数が、1定点医療機関あたり67.49人で過去最多となりました。
そんな中、新たな変異株のまん延など、感染症の発生を想定した訓練が市内の医療機関で行われ、市の職員ら45人が参加しました。
訓練は、新型インフルエンザの新たな変異株がまん延し、市内に感染した疑いのある患者がいるとの想定で行われました。まず、周囲への感染を防ぐため、看護師らが患者を「アイソレーター」と呼ばれる移送用バッグに収容。続いて、感染症の専門的な治療に対応する「感染症指定医療機関」の東部医療センターまで搬送し、検体を採取します。最後に、検体を市の衛生研究所まで運ぶ手順を確認しました。
名古屋市は、このような訓練を重ねて次の感染症がまん延したときに迅速な対応ができるようにしていきたいとしています。