イチゴ1パックの仕入れ価格が50円値下がり 冷え込み進み出荷量増える 需要増の年末は上昇か
12.11(水)11:59
名古屋市中区の大須商店街にある「生鮮食料館 サノヤ」の担当者に果物の価格について話を聞きました。
●イチゴ・紅ほっぺ 1パック 約250グラム
店頭価格810円(仕入れ価格 前週比-50円)
――先週と比べて、50円値下がりしましたね。
サノヤ担当者:
「寒暖差の影響で色づきが良くなり、出荷量が少しずつ増えています」
――先々週も200円下がっていたので、値下がりしている印象です。
「ただ、例年よりは1割~2割高くなっています。今後はクリスマスの需要が高まるので、少し価格が上がると予想しています」
●ミカン 1袋7個程度
店頭価格540円(仕入れ価格 前週比±0円)
ミカンの旬は10月中旬ごろから1月下旬ごろ。収穫時期がずれるように、極早生(ごくわせ)、早生(わせ)、中生(なかて)、晩生(おくて)の4種類に分けて栽培されます。毎年10月中旬ごろから出荷がスタート。時期によって酸味と甘味のバランスが異なり、日照時間が長いほど糖度が高くなります。
――愛知県産のミカンは価格に変動はありませんでした。しかし例年と比べて高値とのこと。
サノヤ担当者:
「こちらは早生(わせ)の品種ですが、これからは中生(なかて)の品種に切り替わります。中生も暑さの影響で出荷量が少なく、価格が高くなっています。今後も高値が続きそうです」
(12月10日放送「5時スタ」より)