卵は暑さでニワトリがバテて出荷量減り高値継続　コメの全国のスーパーでの平均価格は9週連続値下がり

名古屋市中区大須の「生鮮食品館 サノヤ」の百武勇希さんに、卵とコメの価格について話を聞きました。

●卵 Mサイズ1パック
店頭価格300円（仕入れ価格 前週から変動なし）

――仕入れ価格に変動はありませんね。高値が続いていますが、現状はいかがでしょうか。

サノヤ 百武勇希さん：
「鳥インフルエンザや大阪・関西万博の影響で、高値が続いています。例年、夏場は鶏が食欲をなくし、バテてしまうため、成長が悪くなります。その結果、出荷量が減少し、価格が上昇する傾向にあります。ただ、今年は夏休みに入っても需要が大きく伸びていないため、Mサイズの価格は横ばいです。

また、夏バテした鶏が小さな卵を産むようになるため、SサイズやSSサイズの卵が増加しており、東京や大阪などではこれらの小さいサイズの卵の価格が下がっているようです」

――今後の見通しはいかがですか。

「業者さんの間では、お盆の需要が落ち着くまでは、現状の高値が続くと予想されています」

（2025年7月31日放送「5時スタ」より）