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露地もの「サクランボ」の仕入れ価格が1パック50円値下がり 今後は物量が少なくなり価格上昇も

06.11(水)14:57
名古屋市中区大須にある生鮮食品館「サノヤ」の担当者にサクランボや小玉スイカの価格について話を聞きました。

●サクランボ 1パック約180グラム(山形県産)
店頭価格811円(仕入れ価格 前週比-50円)
――50円値下がりしましたね。
サノヤ 永田善夫さん:
「露地栽培のサクランボが多く出荷されているので、価格が下がりました。先週、露地栽培のものが出始めた頃は例年通りの価格でしたが、今週はそこまで下がっていません。4月ごろの寒暖差によって花付きが悪いので、出荷量は2割~3割少ない状況です」
――今後の価格についてはいかがでしょうか。
「来週から『佐藤錦』という品種が始まりますが、こちらも花付きが悪く、出荷量が例年より少ない見込みです。値下がりは限定的かと思います」

●小玉スイカ 1個(熊本県産)
店頭価格1491円(仕入れ価格 前週比±0円)
小玉スイカは3月末頃から市場に出ましたが、寒波や寒暖差の影響で花付きが悪く育ちが遅れ、出荷量も少なくなりました。
――先週に続き、価格に変動はありませんでしたね。
サノヤ 永田さん:
「露地栽培のものが出荷されていますが、花付きが悪くなりました。5月に低温の時期があったので、生育が遅くなっています。そのため出荷量が増えてきていません。例年に比べて少し高めですね」
小玉スイカの旬は4月下旬~8月ごろ。大玉スイカよりも収穫の時期が長く、品種も果肉が黄色い物や黒小玉スイカなど豊富です。初夏に収穫される「こだますいか」や、5~7月ごろに収穫される「ひとりじめ」「紅小玉」などがあります。
(2025年6月11日放送「5時スタ」より)