新酒の完成告げる「杉玉づくり」を大学生が体験

2024.12.01(日)
新酒の完成を知らせる「杉玉づくり」を大学生が体験しました。
杉玉は、酒蔵が新酒の完成を知らせるための飾りで、古くから軒先に掲げられてきました。杉玉の歴史や役割を若い世代に知ってもらおうと、熱田酒類行政連絡協議会の会員らが11月30日、学生を対象にした「杉玉づくりの体験会」を開きました。
体験会には、名古屋造形大学の1年生17人が参加し、学生らは針金で作った土台に杉の枝を差し込み、直径30センチほどの杉玉を作っていました。
参加した学生:
「(杉玉を)見たことはあったのですが、オブジェとして飾ってあるのではなく、新しいお酒ができた事を知らせるものだと知り驚きました。」
熱田酒類行政連絡協議会によりますと、この地方での杉玉づくりは、2025年2月頃に最盛期を迎えるということです。