キャベツの価格が下がり始める 仕入れ価格が2週間で100円下がる 天候が安定し出荷量が増える

03.21(金)10:31
名古屋市中区大須の「生鮮食品館 サノヤ」の百武勇希さんにキャベツや卵の価格について聞きました。

●キャベツ 1個
店頭価格323円(仕入れ価格 前週比-50円)
――この2週間で100円安くなっていますね。なぜでしょうか。
サノヤ 百武勇希さん:
「キャベツは一時期、店頭価格が538円まで上がっていましたが、先週あたりからの買い控えと気温の高い日が増えたため出荷量が増え、相場が下がりました。雨もほど良く降っているのも理由の1つです」

●長ナス 1袋3本程度
店頭価格303円(仕入れ価格 前週比-70円)
サノヤ 百武さん:
「長ナスは1月中旬に暖房や配送などのコスト面の費用がかさんでいるので、店頭価格が430円まで上がっていました。しかし、気温の高い日が増えてきたことに伴い、出荷量が増えたので相場が下がりました。
長ナスもキャベツも、このまま暖かくなって気候が落ち着けば値下がりすると思います」

●卵 M1パック
店頭価格290円(仕入れ価格 前週比±0円)
サノヤ 百武さん:
「鳥インフルエンザはほぼ終息しましたが、卵自体の出荷量が増えていない状態です。さらに外食産業による“てりたま”の需要も増えているので、相場は下がらないと思います」