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事故のたび対策叫ばれる…大型バスの『安全管理義務』とは 点呼や業務記録の作成保存 休息時間の確保など

03.24(月)21:15

三重県御浜町で2025年3月22日、大型バスが防風林に突っ込んだ事故では、運転手が死亡し、乗客21人がケガをしました。法令で定められた安全管理の義務について、中部運輸局に聞きました。

まずは「点呼」です。乗務する前後に、運行管理者などが運転手の疲労や体調など健康状態を確認し、アルコールが残っていないか確認をします。 さらに、業務記録の作成と1年間の保存を義務付けていて、乗務記録の改ざんを防ぐ狙いがあります。

運転手の休息時間では、業務が終えてから次の業務に入るまでの時間が「9時間以上」とれるよう事業者に求めています。

他にも、健康診断を年1回受診すること(夜間業務の人は年に2回)や、順守すべき法令・アルコールや服用する薬の影響などを運転手に教育させることを会社側には求めています。