小学校でうなぎを使ったスペシャルメニュー 11月22日は「三河一色うなぎの日」に 価格高騰でも…市の補助をもらい270円で 愛知・西尾市

皮はパリパリ、身はホクホクのうなぎ。土用の丑の日で「夏の味覚」というイメージがありますが、実はうなぎの脂がのって一番おいしいのはこの季節なんです。
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「三河一色うなぎ」ブランドで知られる、愛知県西尾市にある鶴城小学校。きょうは年に1回のスペシャルメニュー。給食のメインは、うなぎの混ぜご飯。たっぷりのタレに漬け込まれたうなぎが食欲をそそります。
(児童)
「楽しみ!(先週の)金曜日から楽しみ」
西尾市では2021年から年に一度、うなぎを使った給食がスペシャルメニューとして、市内の小中学校で提供されています。
11月22日は「いい夫婦の日」ではなく…「三河一色うなぎの日」に
実は西尾市、地元の「食」に興味をもってもらおうと、ことしから11月22日を「三河一色うなぎの日」として登録しました。一般的には11月22日は「いい夫婦の日」として知られていますが、市の担当者は…
(西尾市 農水振興課・小笠原敬課長)
「一色のブランドのメスうなぎ『艶鰻(えんまん)』と、夫婦『円満』の語呂合わせ」
市の補助があって実現…一食あたり270円に
西尾市では、ことしは11月11日~22日の「三河一色うなぎの日」までを、うなぎの消費拡大のキャンペーンとして位置づけています。給食で提供することになった、このスペシャルメニューについては先生たちも…
(鶴城小学校・鈴木悦子教頭)
「とても喜んでいます。先生たちも喜んでいます」
しかし、何もかもが値上がりする昨今、うなぎの価格は高騰。4年前から導入が始まったこの「スペシャルメニュー」は、市からの補助があって実現したといいます。
(鈴木教頭)
「小さい頃から身近な所で、西尾市のとてもいいうなぎが食べられる。ぜひ(うなぎの給食を)続けていってくれるとありがたい」
西尾市の補助を受けて今回の給食は、一食あたり270円で抑えられています。補助なしでは実現は難しいのです。





