飲酒ひき逃げ死亡事件で容疑者立ち合いのもと現場検証　故意にはねた可能性も視野に捜査　名古屋市緑区　

名古屋市緑区で女性がひき逃げされ死亡した事件で、警察は逮捕された男が故意に女性をはねた可能性もあるとみて慎重に捜査しています。

記者：
「午後2時前です。齋藤容疑者立ち合いのもと、現場検証が始まりました」

警察官の話に耳を傾け、何度もうなずく男。過失運転致死などの疑いで逮捕・送検された会社員の齋藤晟将容疑者です。

齋藤容疑者は2月15日、名古屋市緑区の市道で酒を飲んだ状態で車を運転し、58歳の女性をひき逃げして死亡させた疑いが持たれています。

21日の現場検証では、警察が齋藤容疑者立ち合いのもと、タイヤ痕などから女性がどのようにひきずられたかなどを確認していました。

女性は車に100メートルほど引きずられたとみられていて、警察は齋藤容疑者が女性を故意にはねた可能性も視野に、慎重に捜査を続けています。