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「逆走車が来て避けたらガードレールに…」高速道路でまた“逆走” なぜ？車はそのまま走り去る岐阜・土岐市

06.23(月)19:10

また高速道路で逆走です。場所は、岐阜県土岐市の中央道。

逆走車を避けようとしたトラックがガードレールにぶつかりましたが、逆走車はそのまま走り去っています。

事故が起きたのは、土岐市泉町久尻の中央道上り線で、警察によりますときのう午前2時半頃、大型トラックの50代の男性運転手から「逆走車が来て避けたらガードレールに接触した」などと110番通報がありました。

このほか、60代の男性が運転する別のトラックも逆走車を避けようとしてポールにぶつかったということです。トラック2台の運転手にいずれもケガはありませんでした。

中央道では今月11日にも。中津川市のトンネルを走るトラックのドライブレコーダーの映像には、軽乗用車がゆっくりと逆走する様子が…

「おかしいと思っていたら逆走車が」

（逆走車に遭遇したドライバー）
「右車線にいた車が左に寄って、おかしいと思っていたら逆走車が現れた」

逆走車を運転していたのは、99歳の男性。この映像の直後、前から来た軽乗用車と正面衝突し、衝突された車の運転手は重傷、逆走の男性も軽いけがをしました。男性はタイヤチェーンの着脱場でUターン。

買い物からの帰宅途中だったということです。

先月18日、三重県の新名神高速でも逆走が。

この車を運転していたペルー国籍の34歳の男は酒を飲んで接触事故を起こし、4人にケガをさせた危険運転傷害などの罪で起訴されました。

きのう中央道で起きた事故は、こうした逆走には無い特徴がありました。

現場付近の道路は一見すると片側2車線ですが、下り線では一部の区間で工事を行っていて、上り線の一部を下り線の追い越し車線として使っていました。

トラックはこの区間を走っている際に、逆走車に遭遇したということです。

NEXCO中日本は、上り線・下り線ともに看板などを設置して注意喚起していましたが、逆走車はこれに気づかず逆走してしまったのでしょうか。

逆走車はそのまま走り去っていて、警察が行方を調べています。