名古屋の50代男性、警官をかたる電話で2600万円失う　警察「捜査でお金を振り込ませることはない」

通信事業者や警察官を騙るうその電話をきっかけに、名古屋市の男性が現金約2600万円をだまし取られました。

　警察によりますと5月中旬、昭和区の50代の会社員の男性の自宅の固定電話に通信事業者職員を騙る女から「免許証が悪用されている」などと電話がありました。

　その後、警察官を騙る男からSNSのビデオ通話などで「マネーロンダリングをした疑いがある」「あなたの紙幣調査を終わらせないといけない」などと言われました。

　男性は5月21日から30日までの間、2回に分けて現金計2680万円を指定された口座に振り込み、だましとられたということです。

　警察は「捜査名目でお金を振り込ませることはありません」と注意を呼びかけています。