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観測史上最大の雨となった所も…23日の東海3県は岐阜を中心に非常に激しい雨 高山市内の川が一時氾濫開始水位に

06.23(月)19:00

2025年6月23日、岐阜県高山市丹生川で観測史上最大となる雨を観測するなど、東海地方は岐阜県を中心に非常に激しい雨となりました。6月24日にかけても、大雨への注意・警戒が必要です。 東海地方は6月23日、岐阜県を中心に非常に激しい雨となりました。高山市丹生川では、午後2時までの12時間雨量が198ミリと観測史上最大となり、平年の6月、1カ月分の雨量を上回りました。 高山市内を流れる江名子川は一時、氾濫開始水位に達しました。川の近くでは用水路に土砂が詰まり、泥水がアスファルトが見えないほど溢れ出していました。 男性: 「すごい雨。長く続いてどこかで抜けるかなと思ったが、こういう状態になった」 さらにJR高山線の沿線では、線路に水が流れ込まないよう土のうが積まれていました。 雨の影響で、岐阜県下呂市の馬瀬川では、アユの友釣りをしていた63歳の男性が急な増水で岩場に取り残され、消防に救助されました。ケガはないとみられています。 東海地方は引き続き大気の状態が不安定で、23日夜遅くから24日夕方にかけて、雷を伴った激しい雨が降る恐れがあります。 24日午後6時までの24時間に降る雨の量は、岐阜で120ミリ、愛知と三重で80ミリと予想されていて、気象台は河川の増水や土砂災害などに警戒を呼びかけています。