梅雨前線の影響で岐阜県で大雨　高山市の宮川が一時氾濫危険水位を超える　今後も雨が続く恐れ

梅雨前線の影響で23日に岐阜県高山市などで大雨となり、一時、避難指示が出されていましたが、解除されました。

　岐阜県などによりますと、高山市江名子町と郡上市白鳥町為真に出されていた避難指示は、23日午後4時半までに解除されました。

　高山市内では、国道41号で土砂が流れ込んで片側交互通行となっている区間があるほか、雨量規制により通行止めとなっている区間があります。

　宮川などの河川では一時、氾濫危険水位を超えました。

「30分くらい前に、ここがあふれて流れ出した。ここまで増えるとは思わなかった」（住人）

　現在は、氾濫危険水位を下回っています。

　岐阜県は災害対策本部を設置して会議を開き、今後も雨が続くと予想されることから、県民に警戒を呼びかけています。