通園バスに女児を一時置き去り　岐阜・大垣市の認定こども園

岐阜県大垣市の認定こども園で9月、通園バスの車内に2歳の女の子が1時間置き去りにされていたことがわかりました。

置き去りがあったのは、大垣市上石津町の認定こども園「かみいしづこどもの森」です。

園によりますと、9月2日午前9時半ごろ、バスが園に到着した際、2歳の女の子が座席で寝ていたため、職員が後で起こそうとし、他の園児を先に降ろす対応を取りました。

その後、運転手が全員が降車したと勘違いし、バスを屋外の駐車場に移動させました。

結果、女の子は車内に1人で放置された状態になったということです。

別の職員が女の子がいないことに気づき、約1時間後に車内に取り残されているのを見つけました。

女の子の体調に異常はありませんでした。

このバスは、置き去り防止のため、エンジンを切る際にアラームが鳴り、座席最後部のスイッチで解除する仕組みでしたが、当時、運転手は車検時に使うリモコンで解除していたということです。

園側は、再発防止につとめていくとしています。