「数字が見込めない」ETC大規模障害の影響を2026年3月期業績予想に盛り込まず　NEXCO中日本

NEXCO中日本の2025年3月期の連結決算は、大雪への対策費などが増え、大幅な減益となりました。

NEXCO中日本が発表した2025年3月期の連結決算は、売上高に当たる営業収益が前の期に比べて8.6％増えて1兆688億円でした。一方、純利益は99.9％減って900万円と大幅な減益でした。主力の高速道路事業で料金収入が増えた一方、大雪への対策費などが増加したことから57億円の営業損失を計上しました。

2025年4月に発生したETCの大規模障害の影響について、NEXCO中日本は「きちんとした数字がまだ見込めない」として、2026年3月期の業績予想に盛り込みませんでした。