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障害者への虐待「効果をもたらすこともある」と不適切発言 愛知県職員が県庁で開かれた協議会で 愛知県

09.09(火)16:41
愛知県によりますと、県民生活課の男性職員は9月5日、愛知県庁で開かれた障害者への虐待防止などを話し合う協議会で、障害者への虐待について「効果をもたらすこともある」などと発言しました。
また、障害者らからの通報などを受けた各自治体が、虐待と認定した件数がおよそ3割にとどまることについて、「被害妄想的だ」「障害者は最近強気になっている」などと発言していました。
障害者団体からその場で抗議があり、別の職員が釈明したということです。
協議会の後、こうした発言は不適切であったとして、所属長が厳重注意しました。
男性職員は県の聞き取りに対して、「県が施策をしっかりやっていると、フォローしたかった」などと話しているということです。