救急車が搬送中に接触事故　病院到着が20分遅れる　搬送者は急性心筋梗塞で死亡　愛知

8日、愛知県の小牧市消防本部の救急車が男性を病院に搬送していたところ交通事故を起こし、到着が20分遅れました。男性はその後、死亡しています。

　小牧市消防本部によりますと、8日午前11時20分ごろ、春日井市田楽町の県道で救急車が小牧市の77歳の男性を病院へ搬送していたところ、トラックと接触する事故を起こし、病院への到着が20分遅れました。

　男性は別の救急隊に引き継がれましたが、その間に心肺停止となり、病院に到着してから約2時間後に急性心筋梗塞で死亡しました。

　事故と男性の死亡との因果関係は調査中ということです。

　小牧市消防本部は「今回の事故を重く受け止め、安全確認を徹底したい」とコメントしています。