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“暑さ”でやや小ぶりも甘みが強い 秋の風物詩「栗きんとん」製造販売始まる 岐阜・中津川市の川上屋

08.27(水)18:49
ベルトコンベアで運ばれる栗は、中津川市の名産「栗きんとん」の原料です。創業161年の地元和菓子店「川上屋」では、きのうからことし用の栗きんとんの製造が始まりました。
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栗きんとんは、蒸した栗をペースト状にし、砂糖などを加えて丁寧に炊き上げ、茶巾でひとつひとつ丁寧に包んで仕上げていきます。
茶巾での手仕事は、習得に3年はかかるということですが…
(小川実桜アナウンサー)
「1つにつき10秒ほどのものすごいスピードで次々と絞られています」
「川上屋」では、時期に応じて最良の栗をセレクト。
きのうは、朝入荷した熊本産の栗を原料に。きのう一日で約5000個の栗きんとんが出来上がりました。ことしの栗の出来は、暑さなどの影響でやや小ぶりですが、甘みが強いということです。
(小川アナ)
「おいしい!栗の優しい自然な甘みが口いっぱいに広がります。すごくなめらかで口の中でふわっと溶けるように広がりますね」
「川上屋」の原社長は…
(川上屋 原潤一郞社長)
「できるだけ産地から届いた栗を早く加工し、色のきれいな風味のある栗きんとんにしているので、それを楽しんでもらえたら」
ことしの栗きんとんは、例年通り今月中には中津川市にある「川上屋」の店舗を中心に並び、来月からは愛知や東京のデパートでも販売される予定です。