「また人生を変える1年に」ドラゴンズ松山晋也投手 最優秀中継ぎが次に目指すのは”守護神の座”
昨シーズン、自身初のタイトルを獲得した松山晋也投手。
抑えのポジション奪取へ、南国で汗を流しています!!
「去年は結果的にタイトルは取れたが、過去は過去なので、人生をまた変えられるように」(松山晋也投手)
育成選手での入団から2年。瞬く間に中心選手へと駆け上がり、昨シーズン最優秀中継ぎのタイトルを獲得した松山晋也投手。
さらなる飛躍を目指し現在、11歳年上のチームメート・岩嵜投手らとともに沖縄で自主トレを行っています。
「岩嵜投手は経験豊富な投手ですし、聞いたことにもアドバイスをしてくれる。野球に対してひたむきに取り組む姿を見て、岩嵜投手に教えてもらいたいと思った」(松山投手)
「松山投手は技術的にもたくさん考えてやっているし、感覚だけではない理論に基づいたところを研究している。野球に繋げることしか考えていないようなやつなので、そういったところで刺激をもらっている」(岩嵜翔投手)
守護神目指し、球速アップへ
そんな先輩とともに取り組んでいたのが、重さ750kgもある軽トラックを使ったトレーニング。
「最初、人で引っ張り合いをしていたが、人では物足りないなという話になって、車を使うようになった」(松山投手)
踏ん張る動作は、投げる時に着地する左足の強化のため。車を引っ張る動作は、一瞬で出せる最大出力を上げるため。地面の反力を上手く利用して、さらなる球速アップを目指しています。
このあとウエイトルームでも、自らを追い込んだ松山投手。
すべては絶対的守護神、ライデル・マルティネス投手の移籍によって空いた「抑え」のポジションを奪うためです。
「ライデル・マルティネス投手がいても抑えは目指していたが今、抑えを目指せるチャンスがあるのでそこを目指して、抑えのポジションを取る。重圧のかかるポジションでプレーしてなんぼだと思うので、いいストレスを感じながら野球をやっていきたい」(松山投手)
新たな目標を誓い、ふたたび人生を変える1年へ。松山晋也投手、3年目のシーズンが始まっています。
(1月16日放送 メ~テレ『ドデスカ!』より)